ブラック企業の見分け方【求人の特徴】

今いる会社がブラック企業じゃないか知りたい。転職でブラック企業に入らない方法を教えてほしい。

キャリアコンサルタントがこの悩みにお答えします。

ブラック企業で働くと精神的にも肉体的にもボロボロになります。ブラック企業で働いていて、転職したいという相談が後を絶ちません。ブラック企業は一般の求人媒体でも普通に求人を公開して採用活動を行っているため、見分け方がわからないとブラック企業に転職する確率が高くなります。

ブラック企業に入ってしまうと、短期間で辞めて転職難民になるか、辛い思いを我慢しながら仕事を続けるかのどちらかになります。

今回はブラック企業の見分け方について、その手口やどういった方法で採用するかについて説明します。

ブラック企業の見分け方!よくある特徴

ブラック企業の特徴としては以下のものがあります。

  • 離職率が劇的に高い
  • 給料が低い、最低賃金を下回っている
  • 休日が少ない、有給がない
  • 長時間労働
  • 残業代がない
  • 精神論の体育会系
  • 募集要項にやる気や情熱など魅力的な言葉が多い
  • 上司や社長が横暴
  • パワハラやセクハラは日常茶飯事
  • 就業規則があってないようなもの

このような企業で、長期的に仕事を続けることは難しいでしょう。

ブラック企業に勤めている人からの相談で特に多いのは、パワハラ・セクハラと長時間の残業です。

普通に考えればニュースになりそうなことでも、平然と行われるのがブラック企業です。

こうしたブラック企業で働いてはいけませんし、間違っても入社しないようにしましょう。

ですが未だに転職サイトなどで応募して、ブラック企業の餌食になる人が後を絶ちません。

ブラック企業で働いていて転職を考えている方や、これから転職を考えている(今している)方はブラック企業を回避するための転職活動をして下さい。

転職でブラック企業の見分け方

求人票を見て、すぐにブラック企業だと見分けるのは難しいです。

なぜなら求人票の記載は曖昧で、ブラック企業は求職者にとって魅力的な内容を平然と書いてくるからです

ただし明かに条件が良すぎる求人は、ブラック企業の可能性があります。

  • 30万円/月~
  • 平均年収1000万円以上
  • 昇給・随時/賞与年2回(業績により追加あり)
  • 学歴不問
  • 未経験歓迎
  • 残業なし
  • 残業手当xxを一律手当として支給

特に20代~30代の募集で、このように条件の良いものはブラック企業の可能性が高いです。

ブラック企業を回避する転職活動

ブラック企業への転職をしないためには、どのような転職活動方法を取れば良いでしょう。

キャリアコンサルタントとして提案したいことが転職エージェントの活用です。

転職エージェントは、求職者にとって天敵とも言えるブラック企業の見分け方を教えてくれるからです。

正確に言えば、豊富な情報網でブラック企業を知っているので、ブラック企業を紹介しません。

担当のキャリアアドバイザーがブラック企業の情報を提供してくれる

転職エージェントを利用すると、求職者には必ずキャリアアドバイザーという専任の担当者がつきます。

キャリアアドバイザーは転職支援のプロであり、どの企業がブラック企業かどうかも過去の情報も含めて知っています。

転職エージェントをお勧めする理由は、ブラック企業のスクリーニングを充実させているからです。

つまり転職エージェントで取り扱う求人には、ブラック企業の求人はないといってよいのです。

担当のキャリアアドバイザーは、その求人の企業がどのような企業で、ブラック企業かどうかの判断やアドバイスもしてくれます。

また、もう一つの特徴として、好条件の非公開求人を数多く取り扱っていることもあります。

一般の求人媒体には出ない、条件の良い求人を紹介してくれるので使わないと損をします。

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